
この記事のポイント
- 日本国籍の方は、観光などの短期滞在でもインドのビザが必要です。
- eビザはオンラインで申請でき、到着の4日前までに申請する必要があります。審査結果は多くの場合72時間以内に出ます。
- 申請日から6か月以上の残存有効期間と2ページ以上の空白ページがあるパスポート、最近撮影した顔写真、パスポートの顔写真ページのスキャンを用意します。
- 日本国籍の方は指定の6空港でアライバルビザ(到着時ビザ)も取得できますが、出発前に許可を得られるeビザを選ぶ旅行者も多くいます。
- 許可はETA(電子渡航認証)としてメールで届き、到着時に提示します。
日本人がインドに行くにはビザが必要?
はい、必要です。日本のパスポートをお持ちの方は、観光や出張などの短期滞在であっても、インドに入国するためにビザを取得しなければなりません。ただし、日本はeビザの対象国なので、大使館やビザセンターに出向く必要はありません。手続きはすべて自宅からオンラインで行え、審査結果はメールで届きます。
eビザの対象は、休暇、家族や友人の訪問、ヨガのリトリート、短期講座、商談や見本市など、短期の渡航です。インドでの就労や長期の留学、移住などには通常のビザが必要で、領事窓口での申請となります。渡航目的がeビザの対象であれば、約15分でインドビザをオンラインで申請できます。
どのeビザを選べばよい?
観光eビザ
休暇、周遊旅行、家族訪問、ヨガのリトリートなどのためのビザです。有効期間は30日・1年・5年の3種類があり、1年と5年は数次入国が可能です。インドを繰り返し訪れる方や、ネパールやスリランカと組み合わせて旅行する方に便利です。ただし、1回あたりの滞在日数には上限があるため、ETAに記載された条件を必ず確認してください。
商用eビザ
商談、見本市、仕入れ先との取引、採用活動、プロジェクトでの専門業務などが対象です。有効期間は1年で数次入国が可能、1回の滞在は最長180日です。追加書類として、名刺と、受け入れ先のインド企業からの招へい状が必要です。商用eビザでも、滞在中に観光ができます。
どちらにするか迷ったら、eビザの申請フォームに渡航目的をご記入ください。送信前に専門スタッフがビザの種類を確認します。
アライバルビザとeビザ、どちらを選ぶ?
日本国籍の方は、eビザのほかにアライバルビザ(到着時ビザ)も利用できます。これは日本と韓国の国籍の方だけが対象の制度で、デリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタ、ベンガルール、ハイデラバードの6つの空港で、到着時にビザを取得できます。対象となる目的は観光、商用、会議、医療で、滞在は最長60日、入国は2回まで、延長はできません。
それでも、出発前にeビザを取得する旅行者は少なくありません。主な理由は次のとおりです。
- 出発前に許可が出ている:日本を出発する時点でビザが確定しているので、到着後の手続きを心配せずに済みます。
- 空港での手続きが少ない:到着後に申請書を記入したり、アライバルビザの窓口に並んだりする必要がありません。
- 入国できる空港・港が多い:アライバルビザが使える6空港に限らず、eビザなら多くの指定空港と港から入国できます。
- 長期の数次ビザを選べる:1年・5年の観光eビザなら、有効期間中に繰り返しインドを訪れることができます。
外務省の海外安全ホームページ(インド 安全対策基礎データ)でも、英語に不安がある方や急いで渡航する必要がある方には、事前にeビザまたは通常のビザを取得するよう案内しています。eビザを選ぶ場合は、オンラインの申請フォームから約15分で申請できます。
準備するもの
- パスポート:申請日から6か月以上の残存有効期間があり、入国スタンプ用の空白ページが2ページ以上あるもの。
- 最近撮影した顔写真:正面を向き、白またはごく明るい無地の背景で、眼鏡を外して撮影したもの。スマートフォンでの撮り方はインドeビザの写真の規定で解説しています。
- パスポートの顔写真ページのスキャン:顔写真と個人情報が記載されたページ。
- 旅行情報:到着日と、到着する空港または港。
- 商用eビザの場合:名刺と招へい状。
申請フォームは、すべてローマ字(半角英字)で入力します。氏名はパスポートの機械読取部分と同じつづりで入力し、長音の表記(例:OHNO と ONO)もパスポートに合わせてください。氏名の入力ミスは、最も多いトラブルの原因です。
いつ申請すればよい?
インド当局は、到着の4日前までに申請するよう求めており、申請は到着の120日前から可能です。審査結果は多くの場合72時間以内に出ますが、写真や書類の再提出を求められることもあるため、2〜4週間の余裕をもって申請すると安心です。インドの観光シーズン(11月〜3月)や、年末年始・ゴールデンウィークなど日本の大型連休に渡航する場合は、航空券を予約したらすぐに申請を始めることをおすすめします。
India eVisa Gateでの申請の流れ
- 日本語のフォームに入力します。所要時間は約15分で、回答はローマ字で入力します。
- Stripeの安全なページでお支払いを行います。
- パスポートと写真を送信します(お支払いの直後)。
- 専門スタッフがすべてを確認します。氏名、パスポート番号、写真、スキャン画像を確認したうえで、申請を送信します。
- ETAがメールで届きます。印刷して、パスポートと一緒に保管してください。
India eVisa Gateは民間の独立した申請サポートサービスで、インド政府の公式ポータルからご自身で申請することもできます。当サービスの強みは、送信前の人の目による確認と、年中無休のサポート(英語対応)です。サポートを受けながら申請したい方は、こちらから申請してください。
インド到着時の流れ
入国審査では、パスポートと印刷したETAを提示します。eビザで入国できるのは、インド当局が指定した空港と港で、デリー、ムンバイ、ベンガルール、チェンナイ、コルカタ、ハイデラバード、ゴアなどが含まれます。窓口で指紋と顔写真が登録され、パスポートにビザのスタンプが押されます。出発前には、外務省 海外安全ホームページのインドの危険・スポット・広域情報で最新の安全情報を確認しましょう。旅程づくりには、インド観光省の公式サイトIncredible India(英語)も役立ちます。
インドビザについてよくある質問
日本のパスポートでアライバルビザは取れますか?
はい。日本国籍の方は、デリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタ、ベンガルール、ハイデラバードの6空港でアライバルビザを取得できます。滞在は最長60日、入国は2回まで、延長はできません。到着後の空港での手続きを避けたい方、ほかの空港や港から入国する方、長期の数次ビザが必要な方は、出発前にeビザを取得しておくと安心です。
子どもにもeビザは必要ですか?
はい。乳幼児を含め、渡航者一人ひとりに個別の申請が必要です。それぞれの顔写真とパスポートのスキャンを用意してください。
当局から写真の再提出を求められたら?
不許可ではありません。修正した書類を提出するよう、メールで連絡が届きます。写真のポイントを参考に、審査が遅れないよう早めに対応してください。
eビザは特定のフライトにひも付いていますか?
いいえ。eビザはパスポートにひも付いています。パスポートを更新した場合は、新しいパスポート番号で改めて申請する必要があります。
準備ができたら、インドビザを申請しましょう。送信前に専門スタッフが内容を確認します。